兵庫県立芸術文化センターへ行くのは初めてでしたが、駅から連絡道があって、迷わず会場に着くことが出来ました。
阪急で行って本当に正解!
まずはパンフレットを購入。
会場には「ガラスの仮面」のチラシも置かれていて、しっかり川久保さんの名前が印刷されてましたよ。
そして舞台はというと……
ごめん、面白くなかったの。(T_T)
この舞台って「モード」が79歳の魅力ある女性であることが大前提なんだけど、それが成り立ってないんだもん。
彼女に魅力がないから、他のお芝居も全部不自然なんだもん。
浅丘さんのモードには無邪気さや天真爛漫さがなく、悪い意味での人間くささや泥臭さがあって、彼女の振るまいが腹がたちこそすれ、可愛いと思えない。
これが今は亡き岸田今日子さんだったら…などと、舞台の最中に妄想してしまうほどでした。
川久保さんの演技は面白かったです。笑いも起きてたし。
笑いに厳しい関西だからか、コメディなのにほとんど笑う人もいなかったなか、数少ない笑いが起こるシーンが川久保さんの演技が含まれていて嬉しかったな〜。
村上さんも良かった。
役柄はともかく(^_^;)
しかし、ハロルドって結局のところただのマザコンくんだよなぁ。
彼はあの後幸せになれたのでしょうか。
誰かをまた好きになれるといいけど、なかなかむずかしそうだと思ったわ。
■ハロルドとモード
兵庫県立芸術文化センター中ホール
作:コリン・ヒギンズ
訳・演 出:青井陽治
出演:浅丘ルリ子/西島隆弘(AAA)/村上幸平/川久保拓司/
本田有花/小野香織/ 増田雄一/大堀こういち/杜けあき